長男の言う「せっかく兄弟に生まれたんだから、仲良くとは言わないけど普通の関係になってくれ。姉ちゃんから歩み寄らなければあかんと思う」との言葉には逆らえません。。


何しろ、相続税関連の(次男は相続放棄)税理士や司法書士などの実務どころか、その原資も確保してくれているんです。




ちなみに、相続税の合計額はタワマンは買えませんが、ちょっとした郊外の洒落たマンションくらいの値段です。


そんなお金は私にはなくて「最悪融資だな」と思っていたのですが「まー、毎月少しずつでも良いから返してな」と現金で用意してくれたからには文句なんていえません。(まだ納税はしていませんが)


色々ネットで調べて相談センターに電話してしまいました。

一つは市が設けているもので、そちらに電話すると「あー確かに名前はありますが。ただ話を伺っていた感じだと病的なモノが出ている感じではなくて性格とかですね。対応不能です」とのこと(´;ω;`)
多分、名簿を見て言っている感じだったので次男が病院に行っていることは確かなようです。


もう一個はNPO団体が主催している相談センターでした。そちらでは、ヒアリングの結果対処法を教えてくれることになりました。

本来なら対面での相談だそうですがコロナのせいで電話になりました。

月に一度相談に乗って下さるそうです。

まずは問診票的なモノを自宅に郵送されて必要事項を記入しました。

その後、電話が掛かってきて色々お話しを。

カウンセラー(以後「カ」)と私の話です。

カ「今後どう付き合っていく積りなのか、まず決めた方が良いですよ」

私「ケンカせずにつかず離れずというか、波風が立たないような付き合いを希望します」

それから幼少期はどうだったのかとか、どういうトラブルが起きたのかを説明しました。

例えば、お通夜で(兄弟三人プラスそれらの配偶者、そして長男の娘しかいない席)他愛のない話をしていたのですが、長男は私に「上の子は英語と国語が苦手やねん。理系家系じゃないからそっちが苦手っていうのは分かるんやけど」とか一応塾・予備校講師とか家庭教師をしていた(今は休職中)私に聞いて来たのと同じノリで「今後のウチの会社はどうやったら良いのか?」と聞いたら「それ、お金発生するで」と言ったのが私や長男は「は?」だったのです。

身内に相談するのにお金要るん?と思いました。


私なんて、かなーり前のこと自動車のドアがいきなり開いて、思いっきり足にぶつかった過去が有ります。骨は折れていない感じだったのですが、青あざが酷くて「病院に行くべきかどうか?」と真剣に考えていたのですが、ちょうど家庭教師で伺っていたお家が外科のクリニック経営している医師一家でして、見送りに出てきた奥様に「こんなになっているんですけど……お医者さまに行った方が良いですかね?」と世間話的に話したら「貴方、ちょっと来て」とご主人を呼ばれて患部を見せた覚えがあります。
「ああ、この程度なら医者に行かなくても大丈夫です」と言われました。もちろんお金などは発生していません。

家庭教師にすらそのような対応が普通なのに(ま、その先生のクリニックに行けば診療報酬を取られるのでしょうが)身内の席でそれを言うか???とか思いました。


しかしカウンセラーの方は「そういう空気を読むということが出来ないのです。その場で何を求められているか全く分からず世間話とビジネス(?)の話を混同してしまったのでしょう」と。


あーそんなモノなんだと納得しました。

そして強く拘っていた「ビールは長男嫁にコンビニで買ってこさせる」(次男嫁は置物のように座っているだけなので、指示する余裕もなかった)という「暴挙」ですが、それも「会場備え付けの瓶ビールは相場よりも高い」という一点だけに拘っていた模様。。。。


お葬式にお坊さんを呼ぶかどうかで「絶対反対」だったのも「お金が掛かる」という一点のみで反対したのでしょうね……ということでした。

どうも、その場を総合的に判断することが出来なくて自分が拘ることだけを一点集中するのだそうです。



ちなみに母は「(幼い頃に亡くなった)お父さんが眠っている京都の大谷祖廟に納骨希望」とずっと言っていました。「(私の)お父さんには生前散々尽くしたから、【絶対】一緒に葬って欲しくない」と。


ま、今思うとアスペルガーだった父に振り回された人生だったので、そう思うのも仕方ないと娘の私は思います。

そして、大谷祖廟の納骨ってお経を上げて下さったお坊さんのお寺とか地区などをチェックする仕組みになっていました。

お通夜とかお葬式の時に次男の主張が通って僧侶を呼ばない選択をしていたら悔やんでも悔やみきれなかったと思います。


「お葬式に坊さんは付いているのが当たり前やろ」と主張した長男が居てくれて本当に良かったとしみじみ思いました。

カウンセラーは月に一回なので、色々なエピソードを思い出して書き出しておいて欲しいと言われて、A4のノート両面に色々書いている日々です。


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